市営団地で育ちました。
片側廊下のタイプの4階建。 学校が終わった雨の日などは小学生から中学生の子供たちで
“ドロケン”をして大騒ぎするわけです。
静かに過ごしたい方には迷惑だったことでしょう。(笑)
それでもその年齢差の子供同士で遊ぶわけですから、いじめられたり、助けてもらったり、
時には大人も窓から様子を伺って怒ったりと、人間形成(おおげさです)の集大成ができていたわけです。
ここ数年、全国的に公団住宅の再生に活気があります。
エレベーターを増築したり、床を抜いて2層分のメゾネットにしたりと多くの工夫がなされています。
若いご夫婦は子育ての為にあえて公団の空き室を探しているそうです。
空地が多く、築数十年を経過しているので大木もあり自然環境が良いので子育てには良いし、
高齢者も多いので子供を見守ってくれるという判断のようです。
私が育った団地は今年の5月に建て替え工事が始まるそうです。
35年が経つ風景を確認してきます。