ギャラリー間で開催されている『スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS』を見てきました。
インドの建築家 ビジョイ・ジェイン氏が主宰する建築集団で
敷地の造成から設計、施工まで職人さん120人と一緒に造りあげるのが特徴です。
インドのスタジオをそのまま再現したと言われるとおり、展示室に入るとスケッチ、モックアップ模型、
サンプルなどが溢れていました。手にとってみることもできました。
「環境や文化、人びとが身も心も捧げてきたことに目を向ける」とビジョン・ジェイン氏は言われてますが、
その土地の気候を読んで、そこにある素材を使い、職人さんたちもスケッチを描き、モックアップ模型をつくり・・
私たちも経る過程なのですが、限られた素材を駆使している様子がわかり、
彼らの体温まで伝わってくるようなリアルな展示でした。
会場を出るときには思わず手を合わせてしまいました。(笑)